パーソナルライフコーチ新枦淳が贈るビジネスパーソンへのメッセージ;これでいいのだ!!-⑩

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2022年8月6日 オフ 投稿者: 新枦 淳(しんばし じゅん)

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友達に出会いたくなったら図書館へGO

「本を読むのはいいことだ!」
とよく言われますが、あなたはどのくらい本を読みますか?

私は月に3冊~5冊ほどのペースで本を読みます。
でも、もともとは子供に読み聞かせをするのも避ける程の活字嫌いでした。

そんな私がどうして「読書好き」になったのか?
きっかけは図書館で本を借りるということを覚えたことにあります。

ところで今までどうして本を読まなかったのか?

自分なりに振り返ってみました。

  • ゆっくり本を読む時間がない
  • いつも本を買うとそれで満足して読まずに置いてある
  • 読まずに置かれた本をみて「もったいないことしたな」と後悔する
  • 本よりももっとほかのものにお金を使えばよかったと後悔する
  • 本の面白さがわからない。


というよう理由で、「ちょっと読みたいな♪」くらいでは本を手にするところまで到達しなかったんですね。
そして、もちろん図書館に借りに行ってまで読みたいとも思わなかったんです。

結局私の読書嫌いの原因は
もともとあまり本を読む習慣がなかったことに加えて買い物に失敗したくない!という思いと、労力のわりに面白さが味わえない。というものだったのかもしれません。
『興味があって買ってもどうせ読まないから無駄遣いになる』という図式が出来上がっていたんですね。

そんなある日、すごく読んでみたい本に出会ったんです。
買い物に失敗したくなかった私は「図書館で借りて読んでみて、面白かったら買おう!」と、大きくなって初めて図書館で借りてみることにしました。

小学生以来の図書館。
当たり前ですが、なんでもあるんですよ、本が(笑)
ほんとに、ありとあらゆるジャンルの本があるんですよね。
そして、DVDやCDも借りられるんです。
しかも、最近は読みたい本をネットで予約しておけば届いたときにメールでお知らせしてくれますし、図書館が閉まっていても返却できる「返却ポスト」なんていううれしいサービスまであるんです♪

難点は人気の本はなかなか順番が回ってこないというところ。

それでも、急ぎでなければそのうち順番が回ってきますし
今すぐ読みたければ購入すればいいわけです。

この図書館のシステムを知ってしまった私は、今まで「ちょっと読んでみたいな♪」と思っていた本を次々と借りて読むようになりました。

購入すると「せっかく買ったから面白くなくても読み切らないともったいない!」というプレッシャーも、本から遠のく理由の一つかもしれません。
「読みたいから読む」のではなく、「買ったから読まなくてはいけない」になってしまったら、もう、本末転倒です。せっかくの本も面白いわけがないですよね。
でも図書館はどれだけ借りても無料の公共サービス♡

買い物の失敗を恐れることなく本を手に取れるようになった私は、ちょっとでも気になる本があればどんどん借りて読むようになりました。

そして、読繰り返し読みたいと思った本だけ購入しています。

図書館のいいところは今まで手を出すことのなかったジャンルの本でも気軽に手にすることができるというところ。

ちょっと余談になりますが、図書館で予約していた本を取りに行ったら「紙芝居バージョン」だったという面白いハプニングに遭遇しました。
紙芝居なんて、ほんと、何年ぶりだろう。
せっかくなのでそのまま借りて家で愛犬に紙芝居を聞かせてみました(笑)
愛犬はきょとんとしていましたが、久しぶりに大きな声で、登場人物になりきって、誰に見せるでもなく紙芝居を読むという経験は、思った以上に快感で楽しいものでした。

他にも、私の前に借りた人のマークが入っていたり、鉛筆で線が引いてあったりすると、どこの誰かも知らない誰かと、つながり合ったような不思議な感覚も味わえます。
その人は何を思ってここに線を引いてしまったのか?を想像しながら読むのもまた、図書館で本を借りて読む醍醐味です。図書館の本には気配があるんです。

話を戻しましょう。
こうして、本を借りて読むようになって、いかに自分が読まず嫌いだったのかを痛感します。

こんな気持ちに気が付いたのもどんな本でも気軽に手にすることができる「無料」という魅力が図書館にあったからこそ。

1冊読むごとにどんどん自分の中の世界が広がっていく感覚。
「もっと知りたい!」という好奇心がまた次の1冊へと私をつなげます。

新聞から何万円もするような高価な本までどれでも気軽に読むことができます。

そして気に入った本なら、金額に関係なく購入できるようになりました。

今では私にとって本は「もの知りな友達」です。

世の中は夏休み。
社会人の私たちにはもう夏休みも読書感想文も遠い昔の話ではありますが、
活字離れしている人ほど、「図書館」という場所はオススメです。
独特な匂いと雰囲気がどこかノスタルジックな気分にもさせてくれます。
そして涼しい(笑)

この夏はあなたも図書館に「もの知りな友達」を見つけに行ってみてはいかがでしょう?

(この稿おわり)

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