小さな会社の営業活動管理アプリ;docoyo ~ITに詳しくなくてもスマホで簡単操作~
2023年8月29日私(鈴木健二郎)が開発したローコードツールアプリをご紹介する第1弾。
今回のアプリはGPSを活用した勤怠/営業活動管理アプリです。
最小限のシンプルな機能からスタートして、バージョンアップやカスタマイズも簡単。
ITに詳しい社員さんがいない小規模な会社でも使いやすいように操作性にも工夫。ローコストで小回りが利くように設計されています。
開発までのいきさつ
とあるファブレス企業が、初めて営業担当者を採用することになりました。
ところが、その営業担当者を管理する時間がない!どうしよう?!
「まずは簡単な管理アプリをつくり、その後営業活動の管理アプリにバージョンアップしていきましょう!」
ということでアプリ開発が始まりました。
仕組みと機能
このアプリの最大の特徴は、スマートフォンのボタンを押すだけで、ボタンを押した場所と時間の履歴が自動的に保存され、GPSによって位置判定もおこなえるというものです。
前述のファブレス企業の社長様の「あいつ(営業担当者)は今、どこにおるんや!?」 というひとことからこのアプリの名前ができました。「どこよ?」⇒「docoyo」
仕組みは簡単で、営業担当者にgoogleアカウントを取得してもらい、携帯でログインします。
携帯でアプリを立上げ「出勤」を押せば出勤一覧にリスト化されます。
リストの中から自分の出勤ステータスを選択し「退勤」を押せば、
出勤から退勤までの時間がクラウド上(スプレッドシート)に記録されます。
使い方動画の中では営業担当者が訪問先で使えるように「開始」「終了」というボタンにしています。
「●●社での営業活動開始」「訪問終了」というイメージです。
一覧を見れば今誰がどこにいるのかが一目でわかります。
またボタンを押したのが「誰か」「いつか」「どこで押したか」などが同時に記録されています。
使い方
ローコードツールで開発したアプリの特徴のひとつとして「改良がしやすい」という事があげられます。
まずはシンプルなこのアプリからスタートして、ユーザーの事情に合ったカスタマイズ、例えば社員のその月の勤務時間や訪問先数を集計したり、訪問先での滞在時間の集計といったバージョンアップも可能です。
日々の営業活動の報告業務、営業日報作成の手間や集計業務、会議の前の情報整理などの時間が大幅に短縮できるので、複数の導入先でもはや無くてはならないツールとして重宝されています。
使い方のイメージは下の動画をご覧ください。
小さな会社の営業活動管理アプリ;docoyo
資料請求は以下のフォームから!!
【鈴木健二郎の関連記事】
低コストなオーダーメイドシステムで生産性をアップ!~ローコードツールで中小企業にもDXを~
大阪の中小企業診断士。
㈱リクルートでSUUMO立上げ後2010年に退職・独立。工務店を中心に経営支援を開始し、2011年に中小企業診断士資格取得。
建設業や製造業など「創る」企業が「売る」機能を身につける支援を得意とする。
事業支援の仕事が中心だったがコロナ後に当サイト管理者のHill Andon氏から誘われ金融支援の世界に足を踏み入れ現在に至る。