パーソナルライフコーチ新枦淳が贈るビジネスパーソンへのメッセージ;これでいいのだ!!-⑬

パーソナルライフコーチ新枦淳が贈るビジネスパーソンへのメッセージ;これでいいのだ!!-⑬

2023年1月12日 オフ 投稿者: 新枦 淳(しんばし じゅん)

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「とりあえず入れておこう♪」これが学びのポイントです。

「本はものしりな友達」
本を読むとあなたの世界が広がります。
読書ノートはあなたの脳の外付けハードディスクのようなものです。

さて、少し話がそれますが私はパーソナルライフコーチをやっています。

あなたはコーチングって受けたことはありますか?

ここで少し、コーチングについて説明したいと思います。
コーチングは会話によって相手の気付きや自発的行動を促し目標実現をサポートするコミュニケーションスキルです。

なんだか難しいですね(笑)
要するにコーチングでは「あなたがすでに持っていて気づいていない素質(知識・経験・感情など)」をコーチが質問によって引き出します。
そして理想のカタチを一緒に描き、手に入れるための道筋を考えます。

答えはあなたの中にある

これはコーチングをするうえで基本となる考え方です。
すべてはあなたにゆだねられています。
どうなりたいのか、そのために何ができていて何を足せばいいのか。
すべてあなたが自分で決めるのがコーチングのスタイルです。

なんとなくコーチングがどんなものかイメージしていただけましたか?

ところで、人は自分で決めたことしか続かないという性質を持っています。
わかりやすく言うとやりたいことは身に付きますがやらされていることは身につかないこと。

目標を達成したり、望むものをカタチにするには
「そうしたい!!」と心の底から望む必要があるということです。

そしてそうなるための行動もまた「こうやってみよう!」と自発的に思ったことしかできないのがヒトという生き物なのです。
余談になりますが、自発的に気付き実行することなら、たとえ結果が望んだものとは違っていたとしても「次はこうしよう」と前向きに考えられます。
しかし、自分の意志ではない行動したときにうまくいかなければ、不満と後悔が残り、失敗を人のせいにちがちです。

話を戻します。
読書のコラムでなぜコーチングの話をしているのかと言うとコーチングでは理想をカタチにするプロセスもすべて自分で決めていきます。

この時に必要なのがあなたの「アイデア」です。

たくさんのアイデアやイメージを持っているほうが理想に近づくための方法をたくさん引き出すことができます。
あなたの中にあるアイデア一つ一つが解決や目的達成に導くツールなのです。
例えば火をおこす方法を1つしか知らないのとほかにもいくつか知っているのとでは違いますよね?

いくつか知っていれば「これがだめならこれでどうだ!?」ということができます。

じゃあ、「アイデアを持つ」ってどういうことかというと、あなたもドラえもんの四次元ポケットを持っていてその中にいろんなアイテムが入っている、そんなイメージです。

誰もが四次元ポケットを持っています。
ただ、そのポケットの中にどれだけどんなアイテムが入っているかは人それぞれ違います。

今あなたのポケットにはどんなアイテムが入っていますか?

ドラえもんは未来デパートにアイテムを買いに行きますが、では、未来デパートに行けない私たちはどこでこのアイテムを手に入れればいいでしょうか?

そのアイテムを簡単に手に入れる方法。
それが「読書」です。
読書をすることであなたの持っている四次元ポケットにたくさんのアイテム(知識)をストックすることができます。
「ドラえも~ん、なんとかしてよ~」と言っているのがあなただとしたら?
いつでも最適なアイテムを出せるようにあなたの四次元ポケットにもいろんなアイテム(知識)をストックしておいてあげたいですよね♪

この知識のストックというのが、読書であり勉強でもあると思います。「経験」もそうかもしれません。
学生が「なんでこんな勉強しなきゃいけないんだ!勉強するのに意味はあるのか?」と問いますが、その理由はこの「知識のストック」に尽きると思います。
知識のストックが増えるということは、すなわち、選択肢が増えるということ。
たくさんある知識の中からその時に最適な知識をチョイスできる!
目的地に行くのに、徒歩で行く楽しみしか知らないのと、徒歩以外の楽しみも選べるのとではたどり着くまでのワクワクが違うと私は思うのです。

人間の脳はハイスペックなので、容量も使えば使うほど大きくなっていきます。
いくらでもアイテムを追加できるのです。

興味のない勉強も、苦手な読書も「身に着けよう」なんて構えずに「とりあえず入れておこうか」くらいの感じでご自身に取り入れておくだけで十分です。
ほとんどのアイテムは普段は持っていることさえ忘れていますが、一度入ったアイテムは、何かのはずみに「!」と思い出します。
あなたも是非、知識というアイテムを欲張りに取り込んでみてくださいね。

(この稿おわり)

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